【レビュー】9mm Parabellum Bullet – CHAOSMOLOGY

【レビュー】9mm Parabellum Bullet – CHAOSMOLOGY
         

9mm Parabellum Bulletのトリビュート・アルバム「CHAOSMOLOGY」が9/9に発売された。

トリビュート”アルバムなので、この記事のタイトルはちょっとおかしいのだが、まあ気にせず進めることにする。

2枚組、全18曲の大作となっており、参加アーティストはBiSH、 THE BACK HORN、ストレイテナー、fox capture plan、LITE…….etc。

いずれも、いわゆるこの辺のジャンルを好きな人にとっては信じられないような豪華メンバーが集結している。

▼9/9Release Tribute Album「CHAOSMOLOGY」Teaser


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曲リスト

【Disc1】
1. UNISON SQUARE GARDEN 「Vampiregirl」
2. BLUE ENCOUNT 「Supernova」
3. BiSH 「Discommunication」
4. THE BACK HORN 「キャンドルの灯を」
5. FLOWER FLOWER 「名もなきヒーロー」
6. a flood of circle 「Black Market Blues」
7. cinema staff 「Talking Machine」
8. チャラン・ポ・ランタン 「ハートに火をつけて」
9. ストレイテナー 「カモメ」


【Disc2(instrumental)】
1. SPECIAL OTHERS 「Wanderland」
2. fox capture plan 「ガラスの街のアリス」
3. mudy on the 昨晩 「Punishment」
4. LITE 「次の駅まで」
5. DEPAPEPE 「スタンドバイミー」
6. Ryu Matsuyama 「The World」
7. アルカラ 「Living Dying Message」
8. キツネツキfeat.タブゾンビ(SOIL&“PIMP”SESSIONS)&栗原健 「黒い森の旅人」
9. →Pia-no-jaC← 「ハートに火をつけて」


聴いてみた

Disc2は全曲インストになっているので、まずはDisc1から書いていく。

トリビュートということだが、全体的にカバーというよりもコピー寄りになっていると感じた(チャラン・ポ・ランタンなどを除く…)。そのため、カバーしているアーティストを知らなくても、9mmファンであれば非常に聴きやすい内容になっている。

世の中には「我々はこの曲をこのように解釈・理解しました!(ドヤ」とでも言いたげな、難解なトリビュートアルバムもわりと存在するが、そこは安心して大丈夫だ。


コピーと感じたのは、ギターフレーズのあの独特な感じや、歌い方がほぼそのまま再現されているからだ。

特に

1. UNISON SQUARE GARDEN 「Vampiregirl」
2. BLUE ENCOUNT 「Supernova」

あたりは顕著だ。その辺りに9mmに対しての愛やリスペクトを感じる。

またちょっと異質だと個人的に感じたBiSHがカバーする「Discommunication」だが、なかなかどうして悪くない。失礼ながらBiSHという名前は知りつつも初めて歌声を聴いたのだが、乾いた&退廃的な9mmの曲に合うのだ。

そしてTHE BACK HORNやストレイテナーなど、歌声の特徴のあるアーティストのカバーは9mmの曲でありつつも、完全にそのアーティスト色に染まっている点も面白い。


続いてDisc2。

原曲の雰囲気を壊さずに再現しているDisc1に比べると、Disc2はかなり大胆にアレンジしたものになっている。先にも書いたがDisc2はインストになっているので、アレンジ・演奏でそれぞれのアーティストが色を出している感じだ。

個人的に印象的だったのは 4. LITE 「次の駅まで」だ。

昨今のLITEは割とバンドサウンド控えめ、シンセを使った空間系インストというイメージだったが、かなりバンド感の強いLITEが戻ってきている。

順番が前後してしまうが、2. fox capture plan 「ガラスの街のアリス」はfox capture planらしく手堅い曲になっている印象。(とはいえ、fox capture planはリリースも多く、大きく曲調が変わったりはしないので最近ちょっと食傷ぎみである…。)

Disc2はポストロック、ピアノ・インスト(ロック)が好きな人にオススメ。まあ9mmが好きな人はたぶんその辺のジャンルにも手を出しているだろう。

全体として2枚組18曲にわたって、「2000年代以降~最近までの、”この界隈”のアーティスト」の曲を存分に味わえるオススメのアルバムである。


おまけ

このトリビュートアルバムについてtwitterで反応しているアーティストがいたので、最後にちょっとご紹介。

▼LITE


▼そこに鳴る


▼そこに鳴る – 9mmのトリビュートに入れてほしかった…


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