【レビュー】BRATS – KARMA

【レビュー】BRATS – KARMA
         

概要

3人組女性バンドBRATSが9/30にリリースした2ndアルバム「KARMA」。

ボーナストラックが異なったり、DVD or スコアの付属といった点が異なる計4パターンが発売される。ちなみに今回購入したのはCD + DVDという組み合わせになるB盤。

▼BRATS – New Album 『Karma』全曲 Trailer(30. Sep. Release)


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「KARMA」リリース情報

【ニューアルバム『Karma』(2020.9.30 Release) 】
◆A盤(CD+DVD)
AVCD-43031/B  ¥3,410(税込)
◆B盤(CD+DVD)
AVCD-43032/B  ¥3,410(税込)
◆C盤(CD+バンドスコア<冊子>)
AVCD-43033   ¥4,510(税込)
◆D盤(CD+バンドスコア<ダウンロードURL封入>)
AVCD-43034   ¥3,000(税込)


1. Forget me not
2. 棘
3. No more No more
4. エクスキューザー
5. Fate
6. Ms. Downer
7. 自虐性Loop
8. 決まりごと (-Version 2020-)
9. No more No more (Live)
10. Ms Downer (Live)
11. エクスキューザー (Live)

(ボーナストラックは盤により異なる。)


聴いてみた

1stアルバム「BRATS」を聴いた上で本アルバム「KARMA」を聴くと、総合的に格段に良くなったと感じた。”良い”というのも色々な視点があると思うので、思いつくものを挙げていこうと思う。

まず楽曲に関してたが、「BRATS」は良くも悪くもインディーズ感に溢れていた。音数に寂しさがあったのだ。「若手のバンドが、サポートメンバー無しで、小さい箱でライブやるとこういう音になるよね」という感じと言えば伝わるだろうか…伝わってくれ。もちろんそれが悪いということは無い。BRATSの音楽性はオルタナティブなので、本来そういった”粗さ”があって良いし、それが好きな人も多いだろう。ただ、個人的には物足りなさを感じてしまったのだ。

「KARMA」では音数・アレンジ・音作りに関して、一気にメジャーレーベル感が出た。特にギターのフレーズは全体的に凝ったものになっているし、音も抜けが良くなっており、細部まで聴き取れるようになっている。

繰り返し書くと言い訳がましくなるが、メジャー感を好まないファンがいるのもわかっているし、異論は大いに認める。僕もWeezerの「ピンカートン」のようなライブ感のある、ある意味粗い音は大好きだ。ただ単に「BRATS」の音は好みに合わなかったというだけのことだ。

▼BRATS – Forget me not


続いてボーカル(黒宮れい)についても書いておきたい。僕は音楽では演奏が好きで、ボーカルにはあまり興味がない。ポストロックのようなインスト曲が大好きだし、ジャズも聴くし、歌が無いことに関しては何も思わないくらいだ。しかしBRATSに関しては、黒宮れいのボーカルがカッコ良すぎるのだ。オルタナティブ・グランジ曲を歌うための声と言っても良いくらいだ。まあ一応LADYBABYの頃から多少は聴いていたのだが、BRATSのような本格的なバンドをやるようになって、その声の良さが楽曲にドハマりしていると感じる。特に英語を↗という感じで張り上げて歌うところでは、HoleやGarbageのようなグランジ女性ボーカルを彷彿とさせる。


全部で11曲、35分。ボーナストラックのライブテイクは曲目が被っているので、実質30分弱の短いアルバムではあるが、1st「BRATS」よりもはるかにジャンプアップしたBRATSを聴くことができた。体感ではあっというまの15分くらいである。これでまだハタチかそこらなのだから、オッサンはもう戦慄するしか無い。


(でもバージョン違いみたいな売り方をされるのは、ただただめんどくせーからやめてくれと思う。バンドには全く罪はないけどね。)


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