【レビュー】Story of the Year – Wolves

【レビュー】Story of the Year – Wolves
         

概要

2010年にリリースされた「the constant」以来、6年ぶりとなる5thアルバム「Wolves」が2017/12/1(クラウドファンディングサイトPledgeMusicでの先行リリース)にリリースされた。

そう、このアルバムはどういう事情かはわからないが、クラウドファンディングで制作資金を集めた自主制作的な作品になっているのだ。

レコード会社との契約が切れた(更新されなかった)とかなのかな…?

(諸般の事情で現在PledgeMusicのサイトは閲覧不可。気になる人は調べてみてください…。)

Wikipedia情報になるけど、メンバーの脱退とか再加入とか色々あるみたい。


ちなみにダウンロード版が主体で、パッケージ版は日本だけ(?)という記事も見た気がする。

この記事執筆時点でAmazonでも品切れになっている。

もう過去のバンドで、大して売れないと思われたのかもしれない。だとしたら悲しいなあ…。


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曲リスト


聴いてみた

ちょっと昔話になるけど、忘れもしない新木場のStudio Coastで行われたTaste of Chaosで観たStory of the Yearのライブは生涯忘れられないだろう。

もう15年近く前になるけど、もう自分の生涯最高のライブベスト3に入れて良いと思う。

一緒に出ていたFuneral for a FriendやThe Usedも素晴らしかったのはもちろん言うまでも無いけどね。

…というくらいにSOTYが好きなんだということを伝えたあとで、肝心のこのWolvesである。


結論から言うと最高のアルバムである。そしてSOTY戻ってきてくれてありがとう。

美メロバラード風も挟みつつ、2曲目の「How Can We Go On」とか「Page Avenue」や「In the Wake of Determination」の頃のSOTYの勢いそのままと言って良いだろう。

これなんだよ、これ。

切ない系メロと、サビ前~サビの熱い展開がSOTYの一番の魅力であり、曲作りのうまい所だと思っている。

そしてそこにDan Marsalaの歌い方とか声が良く合うんだ。


SOTYはミクスチャーロックブームの後のニュー・メタルに分類されるバンドだと思う。

超絶ギターソロよりもリフに重きをおいたニュー・メタルらしく、SOTYのリフは初期の頃から僕の琴線に触れまくっていた。

それは今作でも変わらず健在。

ソロではなくリフでもこんなにドラマチックな展開が表現できるのかと感動してしまう。

(もちろんギターが上手い≠超絶ギターソロではないし、SOTYはライブでもめちゃくちゃ上手かったことを補足しておく。)


今回は自主制作(風)という形になったけど、次作はレコード会社と契約して出るのか、それとも自主制作で今後も続けてくれるのか、もしくはこれで終わってしまうのか…それはわからないけど、個人的には絶対に次が出ると信じている。根拠は何も無い。

でも本当にこんな良い曲を出すバンドが、アルバム5枚で幕を閉じてしまうのは本当にもったいないと思う。

もう一昔前のバンドだし、フォロワーもたくさんいるだろうからそっちを聴いたら?と言われたらそうかもしれないけど、やっぱりリアルタイムで2000年代の音楽を体験してきた身としては、代わりはいないんだよね。


というわけで聴いて損無し、捨て曲無しの良盤です。

あと最初にも書いたけど、CDは手に入りにくいと思うので、サブスク系のサービスで聴くのが良いと思います。自分はCDの円盤がどうしても欲しい&買ったのは結構前だったので普通に買えたけどね。



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